歓送迎会の会費・幹事マニュアル|主賓無料の作法と傾斜割り勘
3〜4 月の歓送迎会シーズンに毎年悩むのが「会費をいくらにするか」「主賓は無料か」「先輩と後輩の差はどうつけるか」。本記事では、送別会・歓迎会の幹事に必要な段取りを、会費設計から当日の集金・精算まで一気通貫でまとめました。
まず全体像:歓送迎会・幹事の 7 ステップ
- 主賓と日程の確定
- 参加人数の集計(部署員+関係部署)
- 会場・予算の決定(1 人 4,000〜6,000 円が相場)
- 会費構造の設計(主賓無料・傾斜の比率)
- 事前案内(金額方針を 1 行で共有)
- 当日の進行(挨拶・乾杯・締めの一言)
- 当日の集金・精算(けいしゃ割で即日完了)
1. 会費の相場(2026 年版)
| シーン | 1 人あたり | 備考 |
|---|---|---|
| 部署内の歓送迎会(居酒屋・飲み放題) | 4,000〜6,000 円 | もっとも一般的なライン |
| 会社主催・全社規模 | 6,000〜10,000 円 | 会場と料理のグレードによる |
| 取引先を交えた接待寄りの会 | 8,000〜15,000 円 | 傾斜よりも均等・経費処理が多い |
| 少人数(4〜6 人)の送別 | 5,000〜8,000 円 | お店のコース料金に応じて |
| 二次会込み | +2,000〜3,000 円 | 参加者が絞られる前提 |
2. 主賓無料の作法
送別される側、歓迎される側の主賓は「無料」または「大幅減額」とするのが日本の歓送迎会の標準的な作法です。具体的には:
- 送別会:去る側を 0 円、残る側で全額を負担
- 歓迎会:新入社員を 0 円もしくは半額、既存メンバーで負担
- 昇進祝い:昇進者を 0 円、同僚で負担
主賓が複数いる場合(例:送別 2 人+歓迎 1 人)も、全主賓を無料にして残りを傾斜で割るのが分かりやすい方法です。
3. 上司・先輩・後輩の傾斜比率(実例)
例 A:8 人(主賓 1 人・上司 2 人・先輩 3 人・後輩 2 人)合計 40,000 円
- 主賓 1 人:0 円
- 上司 2 人:8,000 円 × 2 = 16,000 円
- 先輩 3 人:5,000 円 × 3 = 15,000 円
- 後輩 2 人:4,500 円 × 2 = 9,000 円
- 合計:40,000 円 ✓
後輩の金額が中途半端になる場合は、上司側を 100〜500 円多めに持って、後輩の金額をキリのよい数字(4,000・4,500・5,000 円)に揃えると徴収が一気にラクになります。
比率の決め方の詳細は 傾斜割り勘の比率の決め方 を参照してください。
4. 事前案内のテンプレート(社内チャット用)
お疲れさまです、幹事の◯◯です。 来週金曜 19:00 から、△△さんの送別会を行います。 ▼ 会場:居酒屋◯◯(駅徒歩 3 分) ▼ 予算目安: ・主賓(△△さん):無料 ・先輩:5,000 円前後 ・後輩:4,000 円前後 ▼ 出欠:◯月◯日(水)までに 👍 / ❌ でご返信ください。 当日は終了後に精算ツールで計算し、その場で PayPay または現金で集金させていただきます。
5. 当日の進行(30 秒で押さえる)
- 開始:最年長者の挨拶 → 乾杯
- 中盤:主賓の席に各員が挨拶に行く時間を確保
- 締め:主賓スピーチ → 一本締め
- 会計:幹事がレシートを写真撮影、けいしゃ割に金額入力
- 精算:その場で計算結果を LINE 共有、PayPay/現金で即日回収
6. 集金・精算は「けいしゃ割」で 1 分
けいしゃ割アプリ なら、メンバーを色グループ(主賓・上司・先輩・後輩)で登録し、グループごとの負担額を入力するだけ。合計に小銭まで合わせる端数調整は「調整」ボタンで自動、特定グループを動かしたくないときは「ロック」で固定できます。計算結果は LINE 用テキストでコピー、PayPay の送金画面起動にも対応しています。
歓送迎会でやりがちな失敗 3 つ
- 会費を後日集金にする:時間が経つほど回収率が落ちます。当日中に PayPay or 現金で。
- 方針を当日に決める:「主賓は無料」「先輩多め」を事前に伝えていないと、心理的な不公平感が残ります。
- レシートの保管漏れ:会場・タクシー・二次会のレシートは写真でクラウドにバックアップを。