#幹事#出欠管理#飲み会#コミュニケーション

「行けたら行きます」が一番困る

飲み会の幹事を悩ませる「行けたら行きます」問題。なぜ困るのか、どう聞き返すのが角が立たないのか、出欠を確定させるコミュニケーションのコツを解説します。

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会社の飲み会で幹事をやると、少しずつ見える景色が変わっていく。

例えば、駅近のありがたさ。
例えば、返信が早い人への感謝。
例えば、金曜夜の居酒屋店員の忙しさ。

そして多くの幹事が、遅かれ早かれ同じ言葉に苦しめられる。

「行けたら行きます!」

一見、柔らかい返答である。
断定を避けているので、感じも悪くない。
送った本人にも悪意はない。

しかし幹事をやる側になると、この言葉が急に恐ろしく見えてくる。

なぜなら、

“人数が確定しない”

からである。


飲み会は、「だいたい○人」で動けない

例えば木曜日。
仕事終わり、名駅近くの居酒屋を探しているとする。

金曜夜の飲み会。
参加予定は8人前後。

この“前後”が、実はかなり厄介である。

店予約というのは、

・席数
・料理数
・飲み放題
・コース料金

全部が人数前提で動いている。

つまり、

「多分来ます」

が一番処理に困る。

新人の頃は、この辺りが見えない。

自分も普通に、

「まだ予定分からないので、行けたら行きます!」

と返していた人は多いと思う。

だが幹事を経験すると、この言葉の破壊力を知る。


幹事は、“保留”が一番怖い

不思議なことに、

「行きません」

とはっきり断られる方が、幹事としては助かる。

人数が確定するからである。

逆に怖いのは、“保留”。

・まだ仕事が読めなくて
・予定が微妙で
・多分行けるけど
・もしかしたら遅れるかも

これらが積み重なると、幹事の脳内では常に人数が揺れ続ける。

例えば、

「今7人確定、3人保留」

この状態が一番しんどい。

店予約ができない。
コースを決めづらい。
席も読めない。

しかも飲み会当日、人は急に動く。


「やっぱ行けます」が発生する

金曜17時。

定時が近づくと、突然LINEが動き始める。

「今日やっぱ行けそうです!」

幹事経験者なら分かると思うが、この瞬間かなり焦る。

もちろん来てくれるのは嬉しい。
人数が増えること自体は悪いことではない。

問題は、

“店側が対応できるか”

である。

特に金曜夜の駅前居酒屋は、かなり埋まっている。

例えば名古屋駅周辺。
新幹線口側も桜通口側も、19時前になると会社員で一気に混む。

その中で、

「1人追加できますか?」

を通すのは、意外と神経を使う。

しかも店に電話している間にも、

「すみません、1人連れてっていいですか?」

が飛んでくる。

幹事の脳が静かに処理落ちする瞬間である。


「やっぱ無理です」も普通に発生する

一方で逆もある。

18時直前。

「すみません、やっぱり仕事終わらなくて……」

これ自体は責められない。

社会人なので、本当に抜けられないこともある。

ただ幹事側では、また別の問題が発生する。

“キャンセル料どうする問題”

である。

飲み放題付きコースの場合、人数変更期限が設定されていることも多い。

つまり、直前キャンセルでも料金が発生するケースがある。

ここで幹事は考える。

・本人負担にするか
・全員割り勘にするか
・会社負担になるか

飲み会というより、少し事務処理に近い。


「行けたら行きます」は、優しさでもある

ただ面白いのは、この言葉を使う人にも事情があることである。

社会人になると、

・残業
・急な会議
・客先対応
・家庭事情

予定が読めないことが普通にある。

だから本人としても、

「絶対行きます!」

とは言いづらい。

つまり、

「行けたら行きます」

は、“無責任”というより、

「断定できない社会人の言葉」

だったりする。

ここが少し難しい。

幹事をやると困る。
でも言いたくなる気持ちも分かる。

だからこの言葉は、なかなか消えない。


幹事をやると、“返信速度”の価値が分かる

飲み会幹事を経験すると、人は少し変わる。

例えば、出欠確認への返信が早くなる。

なぜなら、

返信があるだけで、幹事はかなり助かる

と知るからである。

特にありがたいのは、

・参加
・不参加
・遅刻予定

を早めに出してくれる人。

幹事視点だと、これだけでかなり運営しやすい。

逆に、

・未読
・既読無視
・スタンプのみ

この辺りは地味に胃へ来る。

返信欄を見るたびに、

「この人どうなんだろう……」

が発生するためである。


飲み会は、“人数を確定させるゲーム”でもある

新人の頃は気付かなかったが、幹事の仕事はかなり“調整”寄りである。

・人数
・時間
・席
・予算
・会計

全部が連動している。

だから人数が読めない状態というのは、想像以上に負荷が大きい。

しかも飲み会は、全員の温度感が微妙に違う。

「絶対参加したい人」もいれば、
「まあどっちでもいい人」もいる。

幹事は、その中間をずっと処理している。


最後に

「行けたら行きます」は、多分これからも消えない。

仕事終わりの予定は読めないし、社会人には色々ある。

だから、この言葉自体を否定したいわけではない。

ただ、もし飲み会幹事をやっている人が周りにいるなら、少しだけ想像してみてほしい。

その人は、

・人数確認
・店予約
・席調整
・会計
・開始タイミング

を、裏側でずっと考えている。

だから、

「今回は行けません!」
「少し遅れます!」
「19時なら間に合います!」

と早めに伝えるだけで、かなり助かる。

飲み会は、誰かが静かに段取りをしていることで成立している。

そして幹事は、多分今日も、

“保留”のLINEを見ながら人数を数えている。

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